1. 女性医師が活躍できる診療科目は増加傾向にあり

女性医師が活躍できる診療科目は増加傾向にあり

医師の世界は、まだまだ男性が大きな割合を占めています。それでも、以前と比較すれば、だいぶ女性医師の姿も目立つようになってきました。

非常に素晴らしいことであり、この傾向は間違いなく続いていくでしょう。

診療科目別にみる女性医師の割合

しかし、診療科目によって女性の活躍にはまだまだ差があるのも事実。

医師全体で見れば女性医師の割合は2割ほどですが、例えば、皮膚科ではそれをはるかに上回る4割以上を女性医師が占めています。

このままいけば、もしかしたら男性との比率が近々逆転するかもしれません。

同じように女性の割合が全体の4割に迫ろうかという診療科目には、眼科や麻酔科があります。

3割前後となっているのが、小児科や産婦人科。そして、形成外科や美容外科もその割合に徐々に近づいていっています。

女性が活躍する診療科目の傾向

これらから掴み取ることができる女性医師が特に活躍できる診療科目の傾向として、患者さんとの接点が多い点が挙げられます。

患者さんと常に接しながら診察などを行い、外科手術を伴わない治療や投薬を中心とする診療科では、女性の医師の割合が多い傾向があるのです。

麻酔科医のように手術に携わる女性の医師も割合的には多いのですが、実際にメスを握るなどはないため、その点では女性の体力でも働きやすいのでしょう。

もちろん、医療の現場において麻酔科医の存在は非常に重要であり精神的には大きな負担がありますし、知識も豊富に持ち合わせておく必要があります。

決して楽な仕事ではありません。

また、患者さんの中でも特に子どもや女性と接する機会の多い診療科は、やはり女性の医師の割合が多くなる傾向があります。

小児科や美容外科などがその代表例。皮膚科や眼科も、そこを訪れる人の割合は女性が多いと思われるため、やはり同じようなことが言えそうです。

女性医師が輝くために

これらはあくまでも現状の傾向であり、必ずしもそれ以外の診療科目で女性医師が活躍できないというわけではありません。

体力と知識と確かな技能を持ち合わせた女性の医師が、外科医としてメスを握ることもありますし、むしろ、そのような人も増加傾向にあるのです。

女性の医師が活躍できる場は、確実に増えてきています。

就職や転職する際には、どれだけ女性が働いているのか、あるいは働きやすさという点に着目するのは決して悪いことではありません。

それとともに、女性の活躍の場をさらに広げるためにも、今はまだ女性の割合の少ない診療科にチャレンジしてみる心意気を持ちながら、職探しに向けた活動をしてみてはどうでしょうか。