1. 女性医師としてのキャリアと子育ての両立

女性医師としてのキャリアと子育ての両立

女性医師のキャリアに大きな影響を与える事柄といえば、結婚そして出産ですね。

子供を産めば多くの女性が子育てにも精を出したいと感じるもの。

ですがそのために医療現場から離れると、一時的とはいえキャリアを継続することが困難となり、将来に何かしらの影響を与えることは必至です。

それをどう乗り越えるのか、はたまた、医師としてのキャリアを諦めるのか、難しい決断を迫られることになるでしょう。

働くママを応援する医療施設が増加中

もちろん、今の日本の医師不足の現状を考えると、女性医師の存在は非常に重要であり必要不可欠です。

女性だからこそ安心できると感じる患者さんも増えてきていますし、女性ならではの治療で回復がむしろ早まったと感じる患者さんも非常に多くなってきています。

まだ出産の予定はないが、恐らくこれからそうした事もあるだろうと考え、その上で転職を検討しているのであれば、子育てに関する支援の充実している医療施設を選択するといいでしょう。

実際に、ママとして働く医師たちに配慮した働き方を提案し、また、それが実現できる環境を整えた医療施設も増えてきています。

託児所や保育所を施設内に設けている病院も増加しており、育児休暇などに協力的な医療施設も少なくはありません。

子育てをしている医師に対し、子供を連れて勉強会に参加することができる、そんな支援を行っている病院もあります。

また、出産によって一度医療現場から離れた女性の復帰に関する支援を行っている医療施設も出てきています。

常勤をやめれば頑張れるかも!

このように、社会全体はもちろん、医療業界においてもママとして働く医師や、これからそうなるであろう女性の医師に対してキャリアアップの支援、子育ての支援体制を整えようという動きが見えてきているのです。

このような中、「迷惑をかけるかもしれないから」と考え、現場復帰を考えないのも非常にもったいないこと。

それは、医療の世界はもちろん、現在の日本にとっても損失です。

今や女性の医師は男性の穴を埋める存在ではなく、その価値が確実に大きくなってきているのですから。

無理に常勤にこだわる必要もないのかもしれません。

時間も取られ、体力的にも精神的にも激務となる常勤として働くのではなく、子育てが一段落し子供が自立するまでは非常勤として、あるいは短時間勤務で採用してもらうという選択もあるでしょう。

求人探しの際、それが可能な医療施設を重点的に探していけば、自らの状況や環境、立場にマッチした転職先が見つけられるはずです。

転職先だけではなく、夫や親など周囲の協力も欠かせません。

理解を求め、その上でキャリアとの両立を図っていきましょう。

また、ビジネススキルを身に着けておくと、転職だけでなくキャリアアップにも繋がります。